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劇団フジの劇団員、四方京(25歳・独身)です。
劇団フジは1960年に旗揚げし、東京と大阪を拠点にしている劇団です。
今回、初めて演出を担当する他、劇団代表からある程度の権限を渡されて、公演の制作にも中心的に関わっています。 - 今回は、新作舞台・劇団フジ大阪第30回7月劇場「一縷の人生」の予算確保のためにクラウドファンディングを立ち上げます。
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まずは、スタッフさんにギャラをきちんと支払えるように。
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劇団フジの現状
- 多くの小劇場がそうだと思いますが、劇団公演は劇団持ち出しで行っており、公演単体として見たときにチケット代だけでは採算がギリギリ取れるか取れないかの状態です。
もちろん支出には、稽古・本番の出演者のギャラなどは含まれません。
過去に劇団員が借金を抱えてしまった歴史もありチケットノルマなどは課してはいませんが、それでも劇団員や経験を積みたい若手の俳優が、別の仕事やアルバイトをしながら身を削って舞台を作っています。 - ただでさえ困難な劇団経営がコロナ禍でさらに大きな打撃を受けていることもまた事実です。私たち劇団フジの主な収入源は全国各地への巡回公演によるものですが、こういった公演は主催者様が地方公共団体や自治体であることや子どもが多く関わることも相まって、中止・延期をせざるを得ません。そのため、劇団の収入も減り例年行なっていた定期公演を自力でやり切ることもなかなか難しいのが実情です。
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クラウドファンディングを立ち上げた理由
- 舞台を作るにあたっては、専門的な技術を持ったスタッフが必要です。
舞台監督、音響、照明のほか、写真や映像の撮影、チラシのデザインに至るまで、すべてのスタッフさんに頭を下げて、破格でやっていただいている状態です。
出演者のほか、作・演出や制作など、劇団員が担っている部分はそれで目を瞑ったとしても、破格でも作品のために奮闘してくださっているスタッフさんたちにはしっかりとギャラをお支払いできる予算を確保したいと思い、クラウドファンディングを立ち上げています。 - 舞台の制作での支出は、舞台美術や稽古場代、台本代など多岐にわたります。
限られた収入の中でやりくりをするため、人件費や福利厚生費はどうしても削ってしまいがちです。
そのため、このクラウドファンディングで得た支援金は主に、スタッフ手当の増額や、後回しになってしまいがちなケータリング代に使用したいと思います。 -
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今回の公演概要
- 今年は、60歳=還暦を迎えた女性が移住先で30年以上前に自らが捨てた息子と再会したことをきっかけに、自分の人生や他者とのつながりを考え直すオリジナル現代劇です。
- さて、劇団フジは2020年のコロナ禍に、創立60周年を迎えました。
2017年に長年劇団フジを率いてきた前代表・田村丸(脚本家・演出家)が逝去し、追悼公演後まもなく迎えたコロナ禍。
劇団としては大変な苦境でしたが、昨年無事に4年ぶりの大阪公演「おとな食堂」を上演し、リスタートをきることができました。その制作・上演にあたっては、劇団フジファンのみなさま、劇団OB・OGのみなさんや関係のみなさんをはじめ、さまざまな形でたくさんのご支援やご声援をいただきました。
あらためて人と繋がることの強さと、60年の軌跡の輝きを感じる機会となりました。 - 「それでも、人と生きていく」ーー戦争やコロナ禍後に動き出した社会の中で、生きづらさや辛さを抱えたり、孤独を感じたりすることが多い現代。どうしても「自分なんて」「私なんか」と内向きの思考になりがちです。そんな今だからこそ、登場人物たちを通して、生きていくということを一緒に考えられたら嬉しいです。
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最後に
- クラウドファンディングでは、作品を作品として劇場で楽しむだけではなく、観る前も後も楽しんでいただけるコンテンツを用意しました。
チケット代以外の部分でもしっかりと予算を確保し、スタッフや劇団外部からの出演者のみなさんにも安心して本番を迎えていただきたいと思っています。
ぜひ、応援・お力添えをよろしくおねがいいたします。 -
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