- いつもお世話になっております。キングコング西野亮廣です。
僕は今、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の制作でニューヨークに来ています。
「ミュージカル『えんとつ町のプペル』の制作」といっても、ブロードウェイでは投資家さんにお金を出してもらわないことには始まらないので、僕らが今進めているのは「投資家さん向けのプレゼン公演」の制作となります。
ブロードウェイでの僕は「無名の外国人」という扱いで(昨日はスタジオの警備員にも止められました)、ここには日本のように勝手知ったる仲間は(ほとんど)いません。
日本人スタッフは全体の10分の1程度。
言語も文化も何もかもが違う土地で、今日も「43歳の一年生(海外からの転校生)」として走りまわっています。
思うようにいかないことだらけです。(負けないぞ!) -
- そんな、なかなかシビアな環境下でオリジナルミュージカルを制作しているのですが、僕と同じように『えんとつ町のプペル』もまだまだ知られていません。
「えんとつ町って、大体、こんな感じの世界観だよね」という肝心な事前情報すらチーム内で共有されていない状態からの制作スタートとなります。
ジックリと時間をかければそんなものはいくらでも共有できるのですが、どっこい、ブロードウェイの労働組合(ユニオン)は本当にシッカリしていて、キャストさんを週に30時間稼働させてはいけません。
僕らが挑んでいるのは「メチャクチャ限られた時間の中で、芝居や歌やダンスを仕上げなきゃいけない」というハードゲームで、「何に、どれだけの時間を割くか?」という時間割がプロジェクトの命運を握っております。
そこで!
僕らは、リハーサルが始まる前に「えんとつ町の世界観を共有する時間を丸々カットしよう」と考えました。
「煙突だらけの町」とは、どんなサイズで、どれだけの密集度で、何色なのか?
そういった情報を共有する時間を丸々カットする為に僕ら(日本人チーム)がとった作戦は
…
「キャスト&スタッフに渡すバインダー(台本を挟むモノ)をオリジナルで作っちゃって、『えんとつ町デザイン』にしちゃおう」
というもの。
そうすればキャスト&スタッフは否が応でも「えんとつ町」の世界観を知ることとなります。
#ステマ
ちなみに、プレゼン公演では投資家さんにもバインダー(※中には台本やスタッフクレジットを挟んでいます)を渡すのですが、このバインダーも『えんとつ町のプペル』オリジナルバインダーにしてしまえば、同じように、投資家さんにも「えんとつ町」の世界観を伝えることができます。
というわけで、さっそく僕らは『えんとつ町のプペル』オリジナルバインダーの制作に入ったわけですが、「せっかく作るなら、表紙の色味とかもこだわっちゃおうよ」「今回用のタイトルロゴも作っちゃおうよ」と盛り上がっちゃいまして……結果、ものすごく素敵なバインダーが仕上がったんです。
#デザイナーさんが頑張ってくださいました -
- こんな素敵なモノ(※しかもバインダーなので実用性が高い)を今回のキャスト&スタッフ&投資家だけのものにしてしまうのはあまりにも勿体無いじゃないですか?
ということで、この度、『えんとつ町のプペル』オリジナルバインダー【挑戦ノート】を販売させていただくことにしました!を販売させていただくことにしました!
E Cサイトではなく、クラウドファンディングで販売している理由は、このバインダーの売り上げ(から販売手数料を抜いた全額)を、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のプレゼン公演に充てさせていただくからです。
#支援の意味合いもある
「支援の意味合いがある」とはいえ、普通に日常使いできるバインダー(※アメリカでは一般的に使われているバインダーなので)、「支援」とか関係なく、普通にオススメです。
ただ日本のバインダーとは違って「3リング」なので、中に挟む専用用紙が日本では全然売られていない上に、海外から取り寄せないといけないので、かなりのお値段になってしまいます。
日常使いするものに、それだけのお金をかけられたもんじゃありません。
そこで、今回のクラウドファンディングでは、①『バインダー』と②『バインダー&専用用紙』を用意しました!
また今回は、このバインダーに加えて、ミュージカル『えんとつ町のプペル@N Y』のプレゼン公演のオリジナルバインダーに実際に挟み込まれた「中表紙」と、『Director Akihiro Nishino』のスタッフクレジットが入ったページも記念として付けさせていただきます。 -
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- キングコング西野亮廣が手探りで駆けた3ヶ月の思い出の品です。
是非、手元に残しておいてください。
西野亮廣(キングコング) -
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